- 火災に対する備え
- 初期消火の成功が延焼火災を防ぐ大切なポイントです!
消火器は、見えるところに置き、火災の発生に備えて、消火器の用意や風呂水のくみ置きなどをしておきましょう。
火災を起こさないために、「台所やストーブの近くに燃えやすいものを置かない」「ガスやたばこの火をつけっぱなしにしない」など、注意しましょう。また、たこ足配線やほこりの積もったプラグにも注意が必要です。
- 水の備え
- 飲料水は1人1日3ℓが目安です。消費期限を確かめながら備蓄しましょう。
風呂の残り湯は、捨てないでとっておきましょう。断水のときは、トイレの排水などに使用できます。
また、断水すると手を洗うことも困難になります。ウェットティッシュや消毒液、ゴム手袋などを備えておきましょう。
- 食料の備え
- レトルト、フリーズドライ、缶詰など各種揃っています。家族の状況や好みに応じて備えておきましょう。
お子様がいる家庭は、乳幼児の粉ミルクや離乳食、子どものおやつも十分に備えておきましょう。
持病があるなど特別な食事が必要な人については、「治療食」「アレルギー対応食」などを備えておきましょう。
防災のために特別なものだけを用意するのではなく、平時に無意識に更新されるものでまかないましょう。
- 燃料の備え
- 卓上カセットコンロや固形燃料などを備えましょう。
予備のガスボンベも十分用意しておきましょう。
- 停電時の備え
- 懐中電灯は、家族それぞれが手の届くところに用意しておきましょう。予備の電池も十分に用意しておきましょう。
正確な情報を得るために、携帯ラジオを用意しましょう。
- トイレの備え
- 断水などに備え、日頃から風呂の残り湯をくみ置きしておくなどの習慣をつけましょう。
また、簡易トイレ等を用意しましょう。
- 家庭に応じた備え
- 心臓病や糖尿病などの疾患のある人は、日頃飲んでいる薬とお薬手帳を用意しておきましょう。
人工透析を受けている人や人工呼吸器など在宅で医療機器を使用している人は、かかりつけの医療機関や主治医と、災害時の対処についてよく相談しておきましょう。
乳幼児がいる家庭は、粉ミルク、離乳食、おむつ、おしりふきなどは多めに備え、古い物から使い、ストック量が減ったら補充するようにしましょう。紙コップはほ乳瓶の代用になります。おんぶ紐も用意しておきましょう。
水や食料等は最低3日分、可能な限り1週間分程度を備蓄することが望ましいとされています。
(平成25年12月 中央防災会議)