【報告】 令和2年度 第二回 練馬区薬剤師会地区薬剤師研修会
JPALSコード:13-2020-0148-101
日本薬剤師研修センター:2単位
日時:令和3年3月28日(日)13:00~17:00
場所:ホテルカデンツァ光が丘 地下2階 ラ・ローズ
参加者:144名(会場参加45名・Web参加99名)
次 第
司会者 理 事 佐 谷 怜 子
1.開会の辞 副会長 小 田 真 也
1.会長挨拶 会 長 伊 澤 慶 彦
1)都薬アワー
『「ものから人へ」広めよう かかりつけ機能。深めよう 地域との絆。』
1 | 東京都薬剤師会からのお知らせ | 公益社団法人東京都薬剤師会 |
2 | 薬機法の改正について | 副会長 高 橋 正 夫 |
3 | 後発医薬品の選択の指針 | 理 事 宮 川 昌 和 |
4 | 健康寿命延伸に向けたデータヘルス改革とオンライン服薬指導について |
2)社会保険講習
対物業務から対人業務への構造的転換
公益社団法人東京都薬剤師会 理事 犬伏 洋夫
3)臨床薬学講習
『生き残るための、倫理。』
日の出薬局 高橋 洋一 先生
4)練馬区薬剤師会から 一般社団法人練馬区薬剤師会
1.閉会の辞 副会長 輿 水 淳
(小田副会長)
(伊澤会長)
今年度第二回目の地区研修会では、前回に続きコロナ禍における開催の為、会場参加とWeb参加の両方を活用する取り組みで実施しました。
先ず、「都薬アワー」といたしまして、
公益社団法人東京都薬剤師会 副会長 高橋 正夫先生 理事 宮川 昌和先生に
『「ものから人へ」広めよう かかりつけ機能。深めよう 地域との絆。』というテーマでご講演いただきました。
(高橋副会長)
その後、社会保険講習会といたしまして、
公益社団法人東京都薬剤師会 理事 犬伏 洋夫先生に
『対物業務から対人業務への構造的転換』というテーマでご講演いただきました。
そして「臨床薬学講習」といたしまして
中区薬剤師会 副会長 日の出薬局 高橋 洋一先生に
『生き残るための、倫理。』
という演題でご講演賜りました。
(高橋先生)
薬剤師の歴史や国際比較における薬剤師数の変化を含めた世界での実情。2014年8月31日にバンコクで開催されたFIP代議員会議において採択した「薬剤師の誓い」について等、幅広い多くの学びがあり、その中で、薬剤師は医療だけでなく、公衆衛生においてしっかりと貢献してきた歴史があることを再認識できました。
また、日常業務における薬剤師の判断は臨床判断と倫理判断の連続であることに気づかされました。
練馬区薬剤師会からのお知らせと致しまして、
地域保健支援相談委員会、ホームページ委員会、服薬情報提供書に関する共同研究についてお話させていただきました。
(輿水副会長)
新型コロナウイルス感染症の影響で、生活様式が変わった中、
改正薬機法により、服用期間を通じた継続的な薬学的管理等が義務付けられ、
今年の8月からは、特定の機能を有する保険薬局の認定制度が始まり、
ますます我々薬剤師を取り巻く環境は変わります。
どんなに環境が変わったとしても、「薬の倫理」を常に意識し、
薬剤師としての職能を発揮する大切さを感じた研修会でした。
社保・生涯教育委員会
主担当理事 友光成仁