先日、こちらの「ねりやくinfo」でもご案内させていただきました「練馬光が丘地区 合同勉強会」に参加致しました。
練馬光が丘病院とその近隣薬局では、薬薬連携の一環として昨年度より「練馬光が丘地区 薬薬連携会議」をスタートさせ、患者さんにより良い医療を提供できるようにするための情報の共有や、意見の交換を行っているそうです。その中で「合同勉強会」も開催され、本年度第一回目の勉強会が先日開催されました。
今回のテーマは「糖尿病」ということで、前半に練馬光が丘病院 糖尿病チーム(医師・看護師・管理栄養士・理学療法士・薬剤師)5職種の方々に、練馬光が丘病院における糖尿病治療の取組み等につきましてご講演がありました。
後半では、糖尿病治療に係るものについて触れてみようという形で、インスリンや注射針だけでなく、自己血糖測定器や低糖質食品等のブースを見て回る体験型学習でした。
当日は約60名の参加があり、講演いただいた多職種の方々との意見の交換の時間や、病院・薬局薬剤師での情報の共有も図れたようで、会場は熱気にあふれておりました。
糖尿病治療には、いくら良い医薬品があってもそれと合わせて食事や運動等の生活習慣の管理も大切になってきます。各々の職種が、専門性を発揮し患者さんの療養をサポートすることで、治療効果は劇的な変化を遂げるとも言います。今回のような病院と薬局、さらには多職種が情報を共有し合う勉強会はとても有意義であると、今回参加させていただきまして改めて感じました。
今年度、また他の内容での合同勉強会の企画もあると伺いました。その際は、こちらのホームページでもご案内できたらと思います。
練馬区薬剤師会
齋藤英男