【報告】練馬まつり 健康フェスティバルへの参加
日時:令和元年10月20日(日) 10:00~16:00
場所:としまえん
毎年恒例の練馬まつりへ出展しました。
今年は天候にも恵まれ、日中は日が差して汗ばむ時間帯もありましたが、午後には雲が出て、風もなく過ごしやすい1日でした。昨年以上に多くの方に足を運んでいただきました。
今年も(株)ジャパンコンサルタントアンドメディカルサービス様にご協力をいただき、血管年齢測定を行いました。大変好評で、300名近くの方にお越しいただけました。
指先1本で測定でき、自分では見ることが出来ない血管の内側を知ることで、日ごろの食生活や運動習慣を見直すきっかけとなったかと思います。
健診などで血圧やコレステロールが高いと指摘されても、なかなか健康への影響を実感できませんので、こういった機会があれば是非、受けてみてください。
お薬相談コーナーでは、60名余りの方にお越しくださいました。普段、薬や健康に関する疑問や質問があってもいざ相談となると身構えてしまい、遠慮がちになってしまうかと思います。相談コーナーでは自分の言葉で、相談者のペースで話が出来るせいか、頭の中のモヤモヤをすべて吐き出してスッキリ出来た方が多かったようでした。
「今日ここに来て良かった、ありがとう。」という言葉と相談者の笑顔が、何よりの成果と感じました。
小さなお子さんにも楽しんでもらえるように、おみくじ健康クイズも行いました。おみくじを引くと、運勢と健康に関する○×クイズが出てきて、楽しみながら健康について学ぶことが出来るコーナーです。
クイズ自体はあっという間ですが、これをきっかけにかかりつけ薬局・薬剤師に関するパンフレットやポスターを見てもらい、たくさんの方に地域に貢献する薬局・薬剤師の役割を知ってもらうことが出来ました。
また、この1週間前には台風19号が首都圏を直撃し、練馬区にも避難指示が出る事態となりました。幸いなことに川の氾濫などの大きな被害はありませんでしたが、災害時の避難場所や日頃の備えに対する意識は高まっていたのかもしれません。
当会ではNMAT研修という、医療救護所での災害時医療支援薬剤師の養成を行っております。今回その研修の一環として、避難所と医療救護所に関する啓発活動も行いました。自宅から一番近い医療救護所の確認やそこで行われる医療行為の説明などに多くの方が足を止めてくださいました。
これが役に立つ日が来ない方が良いのですが「備えあれば憂いなし」ですので今後も続けていきたいと思っています。
現在、区内で薬局実習を行っている薬学生にも参加して頂きました。
病院や薬局から出て、まさに地域で活躍する薬剤師を肌で感じることが出来たのではないかと思います。
あっという間に1日が終わってしまいましたが、最後まで私たちのテントに足を運んでくださる方が続き、充実した1日となりました。
こうしてたくさんの区民の方と話すことで、薬局・薬剤師はもっと活躍できると感じる一方で、まだまだ十分に活用されていないと感じました。地域に根差す薬剤師がもっと認知され、活躍できるように、こうしたイベントを継続していきたいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
地域保健支援相談委員会 主担当理事
栗原 雄治