【報告】 令和4年度 第一回 練馬区薬剤師会地区薬剤師研修会
JPALSコード:13-2022-0058-126
日本薬剤師研修センター:2単位
日時:令和4年9月25日(日)13:00~17:00
場所:ホテルカデンツァ東京 地下2階 ラ・ローズ
参加者:131名 会場参加35名・Web参加96名(学生2名)
次 第
司会者 理 事 天 野 加 奈 子
1.開会の辞 副会長 輿 水 淳
1.会長挨拶 会 長 伊 澤 慶 彦
1)都薬アワー
『更なる地域貢献を目指して~生涯学修に取り組もう~』
Ⅰ 本年度の東京都薬剤師会の活動重点項目 公益社団法人東京都薬剤師会
Ⅱ1東京都薬剤師会 薬剤師生涯研修認定制度の推進について 副会長 上 野 浩 男
2薬局機能強化 理 事 三 溝 学
3 医療情報連携ネットワーク DX
2)臨床薬学講習
『薬局・薬剤師のための医療安全にかかる法的知識の基礎』
中外合同法律事務所
弁護士 赤羽根 秀宜 先生
3)警視庁から 警視庁練馬・光が丘・石神井警察署各警備課
練馬区薬剤師会から 一般社団法人練馬区薬剤師会
1.閉会の辞 副会長 小 田 真 也
(輿水副会長)
(伊澤会長)
今年度第一回目の地区研修会では、前回に続きコロナ禍における開催の為、会場参加とWeb参加の両方を活用する取り組みで実施しました。
先ず、「都薬アワー」といたしまして、
公益社団法人東京都薬剤師会 副会長 上野 浩男先生 理事 三溝 学先生に
『更なる地域貢献を目指して~生涯学修に取り組もう~』というテーマでご講演いただきました。
(現地の様子)
(上野副会長)
(三溝理事)
次に、「臨床薬学講習」といたしまして
中外合同法律事務所 弁護士・薬剤師であらせられる赤羽根 秀宜先生に
『薬局・薬剤師のための医療安全にかかる法的知識の基礎』
という演題でご講演賜りました。
薬機法改正や薬剤師法の一部改正における薬局・薬剤師の責任について、具体的な判例を交えての説明でした。
法的責任としては、刑事責任、行政責任・民事責任があり、各々の責任に対する具体的な処罰について理解できたことにより、薬局における安全管理体制の整備が重要であることを再認識できました。
また、令和4年度診療報酬改定により導入された、リフィル処方箋により、服薬状況の確認や調剤する事が適切か不適切かの判断を薬剤師が実施する事、また薬剤使用期間中の患者フォローアップをする上で、法律との関係性についても理解できました。
法律や制度を理解する事で、改めて普段の業務における医療安全について気付く事があり、明日から実施できる事もあると感じた講演となりました。
次に警視庁練馬・光が丘・石神井警察署各警備課の皆様から、薬物乱用や爆発物の実例を挙げて頂き会員へ注意喚起をして頂きました。
その後、練馬区薬剤師会からのお知らせとして、
練馬区薬剤師会 佐谷理事より「服薬情報提等供書における共同研究について」、栗原理事より「国保年金課協働事業について」、會田理事より「地域医療と無菌調剤」、友光理事より「薬薬連携協議会・研修会について」をお話させていただきました。
(佐谷理事)
(栗原理事)
(會田理事)
(友光理事)
閉会の辞
(小田副会長)
新型コロナウイルス感染症の影響で、地区研修会もハイブリットで開催する事が日常となり、オンライン資格確認のスタートや、今後は電子処方箋の運用開始、薬剤師資格確認証(HPKI)の活用等、我々の日常業務も大きく変化する時期となっておりますが、
薬剤師としての責務に変わりはありません。
調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。
特に、医療安全に関しては業務が変わる事により、業務内容の見直しが必要不可欠ですので、改めて確認や改善を行っていきましょう。
医療保険・地域連携委員会
主担当理事 友光成仁