【報告】令和4年度薬薬連携研修会(第316回ねりやくステップアップ研修会)

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【報告】 令和4年度薬薬連携研修会(第316回 ねりやくステップアップ研修会)
(薬薬連携協議会 提供)

 

JPALSコード:13-2022-0070-126

東京都薬剤師会 薬剤師生涯研修認定:1単位

日時:令和4年10月27日(木)19:30~

場所:Zoom

内容:『薬薬連携に関する病院・薬局での取り組みについて』

目標:病院・薬局における薬薬連携の取り組みをみんなで共有しよう!

参加者:99名(薬局薬剤師74名・病院薬剤師17名・学生8名)

 

第316回ねりやくステップアップ研修会は
『薬薬連携研修会』でした。

 

昨年度の薬薬連携研修会では、服薬情報提供書の内容を充実し、相手に伝わる服薬情報提供書を作成る内容でしたが、今年度の第1回目では病院・薬局における薬薬連携の取り組みをみんなで共有する内容としました。
一人でも多くの薬剤師ができるよう、Zoomを活用した講義形式で実施し、大変多くの薬剤師が参加しました。

 

今回の研修会では、「薬薬連携に関する病院・薬局での取り組み」について以下の内容で実施しました。

司会 理事 天野 加奈子

● 開会の辞

副会長 輿水 淳

● 主旨説明

理事 友光 成仁

● 薬薬連携に関する病院・薬局での取り組みについて

大泉生協病院 村山 礼子 先生
関町病院 高橋 朋恵 先生
順天堂練馬病院 木村 悠人 先生
練馬光が丘病院 福永 貴志 先生
練馬総合病院 森 美奈子 先生
総合東京病院 高瀬 友里 先生
雄飛堂薬局 冨田 裕史 先生
たむら薬局栄町店 田村 憲胤 先生

● パネルディスカッション

進行役 理事 會田 一惠

● 総評

● 閉会の辞

会長 伊澤 慶彦

 

令和元年からスタートした薬薬連携研修会ですが、今まではSGDでの開催が多く、参加人数をある程度制限がある中での開催となっており、より多くの薬剤師が練馬区における薬薬連携の取り組みを理解する為に今回は講義形式での開催と致しました。
今回の研修会では、練馬区や近隣の病院のうち6病院の薬剤師と、薬局からは2薬局の薬剤師にご協力いただき、各々の施設における薬薬連携に関する基本的な取り組み、入退院時の仕組み・流れ、退院時カンファレンス等、連携充実加算関連(研修会、レジメン、提供文章、フィードバック方法等)、薬局からの情報(疑義紹介・服薬情報提供書等)に対しての院内における対応の仕組み・流れ、その他地域での取り組み等について発表していただきました。

ほとんどの病院では、薬局からの情報を、病院薬剤師を経由して医師等へ情報提供され、
医師が情報を確認できるように工夫されていました。
また、病院によっては地域の薬局と定期的に勉強会や会議を通して相互理解を深めている事が分かりました
研修会の回を重ねるごとに、各病院が地域の薬局に目を向けて、連携する仕組みを工夫しながら構築している事が大きな発見でした。

今回の薬薬連携研修会でも、
病院薬剤師・薬局薬剤師が各々の立場でお互いがどのような視点で業務を行い、
その為にどのような連携を行う事がよいのかを知る大変貴重な時間となりました。

最後になりますが、今回の研修会における発表にご協力いただいた、病院の先生方、薬局の先生方、総評でご協力いただいた「総合東京病院 外石昇先生」と「金内幸子理事(練馬総合病院)」に感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

医療保険・地域連携委員会
主担当理事 友光成仁

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